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水晶ドクロ

水晶で造られた人間の頭蓋骨

水晶ドクロ

水晶ドクロは、水晶で作られた人間の頭蓋骨模型のことで、現在、十数個発見されている。
最も有名な水晶ドクロは、イギリスのミッチェル・ヘッジスが1927年にベリーズ南部の古典期の遺跡ルバアントゥンで発見されたもの(ミッチェルの水晶髑髏、またはヘッジス・スカル、ヘッジスの水晶ドクロなどとも呼ばれる)

水晶ドクロの特徴

  • 一個の水晶から作られており、下顎骨部分は、取り外し可能である。
  • 道具による加工痕がない。また、ひびも入っていない。
  • 水晶の石目を無視して彫られている。
  • 復顔をした場合、マヤ人と同じモンゴロイドの顔立ちになる。しかし年齢は特定できない。
  • 制作年代は、不明である。

これらの素材となる水晶は硬度の高い物質であり、また割れやすく加工は難しい。
現代の道具を用いずとも、時間をかけて磨いていけば人間の手でも髑髏への加工は可能と言われているが、人力による手作業では300年以上はかかるとする見解もある。

また、水晶ドクロには以下のような特徴がある。

  • 下から光を射すと、眼窩に光が集中する。(その光を凝視していると1分弱で大半の人が催眠状態に陥るという主張もある)
  • 太陽の光を当てると全体が美しい虹色に光る。
  • ロウソクの炎を当てると神秘的な紫色に光る。
水晶ドクロ3

ただし、これらは実際に学術的な研究や検証などが行われた訳ではなく、また水晶の髑髏による効果とされるもののうちの幾つかは生理現象や物性による説明も可能であり、水晶の髑髏に神秘性を求める者たちの主張の域を出ているわけではない。

その他の水晶ドクロ

クリスタル・スカル

水晶ドクロは全部で13個あるといわれており、それらを一ヶ所に集結したとき、宇宙の謎が暴かれるという伝説がある。

しかし、水晶ドクロのそのほとんどが、その時代に造られたものではない事が判明している。ヘッジス・スカルはまず古代の職人たちによって大ざっぱに成形加工され、ドクロ形に彫り削り、研磨を行った。
その後、何世紀後の時代で、別の人により、下あごの部分が切り離され、さらに彫り削られ、その結果この部分だけに機械的な研磨の跡がはっきりと残ることになった。