ビッグフット
未確認生物で3本の指に入る程有名なのが、ビッグフット。
アメリカおよびカナダの山岳地帯に棲息する。体長は平均2.28m、体重は200~350キロと推定されている。腕は太めで体はがっちりしている。 顔と足の裏、手のひらを除き、5~10センチの褐色または灰色の体毛で覆われている。 顔は人間同様に平面的で、鼻はかなり低く、目は窪んでいて、耳は長い頭髪で隠され確認されていない。 頭頂部は後方に向かってかなり高くせり出している。顔色は総体的に濃い褐色か黒。 また、ビッグフットの名の由来である特徴的な足跡の大きさは35~40センチで、形は人間と似ている。 歩幅は1~1.5m。ビッグフットが4足歩行したという報告はなく、常に直立2足歩行する。
ビッグフットの性格
温厚だが、好奇心が強い。鳴き声は「ブーブー」「ピューピュー」「キー」「キャー」「ウー」など様々。雑食性と思われ、性格は無害でおとなしい。人間が仕掛けない限り、危害は加えない。自ら人間に近づくことはなく、偶然遭遇した場合も静かに立ち去っていく・・。
大部分が単独行動だが、ごく稀にオスとメスや家族で行動という事例もある。
膨大な目撃情報を誇る未確認生物界の番長
ビッグフットの目撃例は2006年までで、なんと約2400件にも達する。
そのほんの一例がこちら↓
●1924年7月 縄張りに侵入されたと思い込み人間に、報復の投石をした。
●同年 カナダで金鉱採掘人がビッグフットに誘拐され、6日間軟禁される。
正体について
ビッグフットについては、様々な仮説がある。
- 化石霊長類ギガントピテクス説
- ネアンデルタール人の生き残り説
- 北アメリカに渡ったヒトの祖先説
- アフリカから南アメリカに漂着したサル説
など、主に大昔の原人の生き残りであるという説が大半である。
・・・しかし、それらの説よりも信憑性の高いのが着ぐるみによる捏造説である。
着ぐるみによる捏造説
誰もが一度は見たであろうビッグフットを撮影したフィルム「パターソン&ギムリンフィルム」。
日本でも、テレビを通じて何度も放送されているし、インターネットでも簡単に見る事ができる。
フィルムは1大センセーションを巻き起こし、同時に激しい真贋論争が繰り広げられた。争点となったのはやはり、ビッグフットは毛皮の着ぐるみを着た人間か否か?である。
上の映像を見て、あなたはどう思いましたか?
私が見た率直な意見は、「ニセモノ」だと感じました。
では、なぜ本物と言い張る人がいるのか・・?少数派に立ち目立ちたいとか、売名行為もあるが、やはり情報によって左右されるのではないだろうか?
実際に、捏造説を否定する人の意見はこうである。
『 旧ソ連の科学者たちは、被写体(ビッグフット)の分析を形態学上、生態力学上の両面から徹底的に行った。分析の中心になったのは、モスクワ科学アカデミーの科学者たち。彼らはフィルムのコマを印画紙に焼付け、スクリーンで見るよりも鮮明なデータを揃えた。
その結果、被写体の全般的な動きは調和がとれており、歩き方も体格からイメージされるのとは異なり、滑らかだった。
さらにその足の動きに、ヒトの解剖学的構造と異なる点がひとつ発見された。
それは歩行の際、大腿部にふくらみが生ずることだった。このふくらみは大腿部の緊張状態に対応するものだが、ヒトでは、そしてまた着ぐるみでは、これほど目立つことはない。
また、「従来の足跡では土踏まずの存在がわかりづらかったが、この足ではわずかに認められ、この足が非常に柔軟であること」「かかとがヒトとは異なる形に突き出しており、直立した姿勢を保ち、歩行力を増強する筋肉の動きを容易にしているのではないか」など、驚くほど、緻密な分析を発表したのである。』
以上のような、氷山の一角に過ぎない情報だが、こういうものが積もり積もると、先程の映像も違って見えるのではないだろうか・・・。
ビッグフットに関する論争はこれからも続くだろう。しかしビッグフット肯定派は御託を抜きに、捕まえて存在を実証するしか否定派を納得させる術はないのだ・・・
追記:全米騒然の写真 毛むくじゃらの「ビックフット」か!?
まずはコチラの写真をご覧ください。
9月中旬、米ペンシルベニア州の山中でこの生物をフィルムに収めたハンター、リック・ジャコブ氏は、
「長年狩りをしてきたが、こんなもんは見たことねぇ!!」と語った・・。
地元では、若いビッグフットという意見や皮膚病にかかった熊など、様々な意見が飛び交っている。どちらにせよ、久々にHOTなUMA情報であることには、変わりない。
msnニュース:国際 全米騒然の写真 毛むくじゃらの「ビッグフット」か http://sankei.jp.msn.com/world/america/071030/amr0710301115007-n1.htm