カエル男
アメリカ、オハイオ州のリトルマイアミ川付近に出現する、カエルに似た顔とヌメヌメした皮膚を持つ怪物。
背中にとげ状の突起がある。体長は約1.2メートルで2足歩行をし、手足に水かきがあるとする目撃者もいる。その形態から「カエル男」と呼ばれている。1955年5月22日午前3時過ぎ、アメリカ、オハイオ州ブランチヒルで、顔がかえるに酷似し、華奢な体3体の生物が、走行中の車から目撃された。1体はライトのようなものを頭上にかざしていたという。
また、1972年3月3日午前1時過ぎ、オハイオ州にかかる橋の上をパトカーで巡回中、前方に何かうずくまっているのを発見し、停車した。ヘッドライトに浮かび上がったそれは、体長1.2メートル。ヌメヌメした皮膚にカエルのような顔、水かきのある細い手足をダラりと下げていた。まさにカエル男だった。やがてカエル男はガードレールを越えて、下を流れる川へ入っていった。深夜、ウィリアムズが再び現場を訪れると、川に向かう堤防に足を引きずったような痕跡が残ってあった。
なお、1998年9月にも、同じリトルマイアミ川沿いで体長約1.5メートルのカエル男が目撃されている。
ちなみに、カエル男の正体については「未発見の両生類説」「河童説」「エイリアン・アニマル説」等があげられているが、その正体は謎のままである・・・。
参考文献 : 未確認動物UMA大全 並木伸一郎 (Gakken)