モア
16~18世紀半ばに絶滅したと思われる、ニュージーランドにかつて生息していた『史上最大の鳥』と言われている。
ダチョウ目モア科に属する鳥類で、空を飛ぶことはできないが時速50kmで走ることができるとされ、体長は3m以上、体重は200キロ以上あったと言われている。
モアの生活を再現した映像
絶滅の原因
哺乳類が生息していなかったニュージーランド島において、6属10種以上に進化して独自の繁栄を遂げていた。草食性で、天敵はハルパゴルニスワシ以外には存在していなかったが、マオリ族のニュージーランドへの上陸後、生息地の森林の減少や乱獲により急速に生息数が減少した。個体数激減の原因に、生息地への隕石の落下を指摘する説もある。